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人違い

昨日の仕事帰りのこと。

乗り換え駅のホームで近くの川を眺めながら電車を待っていた。
すると、遠目に一人の人が目に飛び込んできた。
ありえない風景に、一瞬体がこわばった。
心臓がドキドキと音を立てた。

がっちりした体つきにチェックのシャツを着た男の人。
似ていた。
学校に通っていた頃の同級生に。
弟のように憎めない人だった。
ヒゲが濃くて、眉毛が太いところも似ていた。
残念なことは、
もう彼に会う可能性はゼロだということ。
彼はこの世にはいないから。

ちょうど5年前の確か6月。
就職して間もない頃に、事故で亡くなった。

彼との思い出は、同時にあの当時の思い出のほとんど。
2年間しか一緒にはいなかったけど、その印象は強烈だ。
私たち夫婦の共通の友人だし。

そんなわけで、会うはずのない彼によく似た人を見かけて
驚いてしまった。
すれ違ってから、思わず笑ってしまった。
「そんなことあるはずないのに」

亡くなった人を時々思い出すことは、その人の供養になると聞いたことがある。
この世にいない私の大切な人たちは、今も私の記憶の中に生きている。
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